シューマンとマーラー

以下は自分のツイートから。

 

 

若い頃はマーラーこそ史上最高の作曲家、圧倒的な音楽の神だったのですが、オッサンになってくるとそうでもなくなってくる、というのはやはり精神的に老けてきたんだなぁ、とも感じる訳です。

じゃあ今では作曲家としてマーラーシューマンはどっちが好きか、といわれると、うーむ難しいところです。今後この二人のうちのどちらかしか聴けません、となったら、やはり今でもマーラーの方を選ぶような気がします…。

芸術としての高さ(なんてことはそう簡単に断言できるものではありませんが)から考えれば、やはりバッハやモーツァルトベートーヴェンといったところが最高なのでしょうね。しかし、客観的に考えた芸術性の高さと自分の好みというのはやはり別です。

とうわけで現在は古典的格調とロマンとを兼ね備えたような音楽、ブルックナー、レーガー、シェック、フランツ・シュミット、ヨーゼフ・マルクス、エゴン・ヴェレス、ミャスコフスキーといったあたりが一番好きですね…

ブラームスも好きですが、オッサンになってくるとあのウジウジしたような寂しさは聴いていて辛いものがあります。