以下は自分のツイートから。
nhkのbsプレミアムでハーディングの指揮するシューマンの「ファウストからの情景」…アバドのCD持ってるけど恥ずかしながらマーラーの8番と比較するために第3部しか聴いてない…後でじっくり録画鑑賞の予定
— Der Schwanendreher (@Schwanendreher1) 2017年4月30日
全曲ちゃんと聴いたけど、第3部に関しても味付けがしっかりしていて個人的にはアバド盤より好みの演奏だった。まあアバド盤も改めて聴き直せばまた印象が変わるのかもしれないけど… https://t.co/zCjh8wpRxV
— Der Schwanendreher (@Schwanendreher1) 2017年5月3日
マーラーの8番を聴き慣れた耳でシューマンの方を聴くと最初は地味で盛り上がりに欠ける、という印象を持つのだけど、シューマンの方を聴き込んで行くと、マーラーは大オーケストラと大合唱によるスペクタクル、エンターテインメントであり、カッコいい旋律の洪水は些か外面的だとも感じるんだよね… https://t.co/tqDfOd6vTW
— Der Schwanendreher (@Schwanendreher1) 2017年5月3日
若い頃はマーラーこそ史上最高の作曲家、圧倒的な音楽の神だったのですが、オッサンになってくるとそうでもなくなってくる、というのはやはり精神的に老けてきたんだなぁ、とも感じる訳です。
じゃあ今では作曲家としてマーラーとシューマンはどっちが好きか、といわれると、うーむ難しいところです。今後この二人のうちのどちらかしか聴けません、となったら、やはり今でもマーラーの方を選ぶような気がします…。
芸術としての高さ(なんてことはそう簡単に断言できるものではありませんが)から考えれば、やはりバッハやモーツァルト、ベートーヴェンといったところが最高なのでしょうね。しかし、客観的に考えた芸術性の高さと自分の好みというのはやはり別です。
とうわけで現在は古典的格調とロマンとを兼ね備えたような音楽、ブルックナー、レーガー、シェック、フランツ・シュミット、ヨーゼフ・マルクス、エゴン・ヴェレス、ミャスコフスキーといったあたりが一番好きですね…
ブラームスも好きですが、オッサンになってくるとあのウジウジしたような寂しさは聴いていて辛いものがあります。